「1日のスマホ使用時間、1時間未満」そんな生活を1年以上続けている。
それまでは不眠、頭痛に悩まされ、常に無気力でイライラ。それが今では夜気づいたら寝ていて、頭痛なども滅多にない。寝れているおかげで日中は生き生きと過ごしている。
本などで情報を集め、1年間の実体験に基づき、デジタルデトックスしてよかったと思う時間帯を紹介する。
①「朝から頭が痛い」が消えた
朝スマホを見るなら絶対に、身支度を終えた後だ。
私自身も朝ベットでスマホをいじるのをやめてから、週5の頭痛が月1まで減った。そして恥ずかしながらバタバタだった朝も、今では登園前の娘と絵本が読めるまでに。
人間は、朝太陽の自然な光で目を覚ます。顔を洗う水の冷たさで徐々に頭が冴えていく。そのあと午前中にやる気がでて、集中できる時間がくるのだ。
では、朝スマホの光を見るとどうだろう。本来徐々に起きていくはずの朝に、スマホの光は刺激が強すぎる。イライラや不安感、頭痛を引き起こす。しかもスマホは依存性が高く、朝の忙しい時間も奪われる。
②「気が付いたら朝だった」と毎晩熟睡
寝つきが悪いのに、夜何度も起き、朝は変な時間に目覚め、不快感を抱えたまま布団を出る。そんな生活が夕方以降のデジタルデトックスで一変した。
夕方お風呂に入ったあとは朝までスマホを見ない。この「お風呂→食事」の順番にすると、身体が交感神経から徐々に副交感神経に切り替わり眠りやすくなる。せっかくお風呂に入ってリラックスしていたのに、スマホを触っては刺激が強く入眠が妨げられる。
とはいえ、夕方以降絶対スマホに用がないわけではない。
「〇〇の予約」「〇〇について調べる」「忘れないようにリマインダーかける」などと、スマホじゃなきゃできないこともある。
そんなときは二度手間だが、紙にメモをして翌日スマホに転記する。
二度手間をしてまでスマホを触らないのには理由がある。それは、用があってスマホをみただけなのに、気付いたら他にもインターネットで余計なものを見てしまうからだ。
だから結果的にいったん紙に書いて、翌日スマホを触ったほうが時間の節約になる。
そしてラインも夕方以降は返信していない。というか普段は家族以外の通知は全てオフにしている。前日に友人と遊ぶ予定があるときだけ、必要なので通知をオンにしている。
この生活を1年しているが交友関係で困ったことはない。むしろ不思議なもので、以前よりも友達からのラインやお誘いが増えた、
「夕方以降ラインを返さないことでいい距離感が保てている」「せっかく返信をするなら丁寧にラインを返そうという気持ち」この2つのおかげか、ありがたいことに人間関係は良好だ。
③「せっかく勉強したのに意味がない!?」
脳は、得た情報を整理する。「スマホで眺めた情報」と「一生懸命勉強したこと」ではなんと、刺激が強いスマホの情報が脳に優先して残され、頑張って勉強したことは残らない!!!
また私の実体験だが、勉強する前にスマホを見ると絶対に開始時刻も遅れる。そしてスマホをみたせいで集中もなかなかできない。
なので勉強の前後はスマホを見ない。私は勉強前に少し歩いて集中力を高め、終わったら掃除や買い出しなどで気分転換をしている。
「勉強終わったらスマホ見て休憩」は、休憩にもならないしむしろ疲労感を与える。勉強したことも無駄になる。
ではいつスマホを触るか。それはお昼の前後だ。
朝起きて身支度を終えるまでスマホは触らない。スマホへのどうしても必要な用だけ済まし、散歩に出かける。そのあとの午前中は一番脳が集中できる時間なので勉強する。そのあと気分転換に家事を済ませ、終わったらスマホを触る。午後触るときはSNSを10分くらいにとどめ、昼寝をする。そのあとやりたいことをやってるとあっという間に夕方なので、そのままお風呂に入り朝までデジタルデトックスだ。
重い腰を上げて特別に新しいことを始める必要はない。
スマホを手放せば、大体の不調は減る。
最後にもっと詳しく、知るためにデジタルデトックス生活で参考にした本
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